いつも側に…

言われている意味が理解出来なくて首を傾げる。


そんな私を見て、なんだか純ちゃんも困った様な顔をしている。

「………つまりさ、その………種類は?」


「種類??」


「そう。種類。」


種類?

お守りの??


「…だから、ここって色々なお守りが売ってるから、明日香はどんなのが欲しいのかなって――」


――純ちゃんが、何か変。
いつもと違う。

私よりしっかりしてて、いつも面倒見てくれる優しい純ちゃんが、なんか落ち着きがない。

私の顔を見て話してくれない。


なんだろう。

何が言いたいの??


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