いつも側に…
――ピンポーン
ドキドキしながらチャイムを鳴らす。
あれ?応答がない?
ピンポーン
ピンポーン
今度は二回鳴らしてみた。
やっぱり返事がない。
部屋の明かりはついてるのに、まだ帰ってないのかな?
試しに玄関に手をかけてみると
ガチャッ!
「開いてる……。」
なんだいるんじゃない。
もう純ちゃんたら、鍵も閉めないで!!無用心だな!!
なんて考えながら、図々しくあがらせて貰う。
「おじゃましま〜す。」
この時間におばさんがいる事はまず無いので、いるのは純ちゃんだけのはず。
ってその純ちゃんもさっきから返事がない。
「純ちゃん?いるの?」
声をかけながら純ちゃんの部屋を開けてみた。