いつも側に…

――ピンポーン


ドキドキしながらチャイムを鳴らす。




あれ?応答がない?


ピンポーン

ピンポーン

今度は二回鳴らしてみた。


やっぱり返事がない。


部屋の明かりはついてるのに、まだ帰ってないのかな?



試しに玄関に手をかけてみると
ガチャッ!

「開いてる……。」


なんだいるんじゃない。
もう純ちゃんたら、鍵も閉めないで!!無用心だな!!


なんて考えながら、図々しくあがらせて貰う。


「おじゃましま〜す。」



この時間におばさんがいる事はまず無いので、いるのは純ちゃんだけのはず。


ってその純ちゃんもさっきから返事がない。


「純ちゃん?いるの?」



声をかけながら純ちゃんの部屋を開けてみた。


< 21 / 366 >

この作品をシェア

pagetop