いつも側に…

次の日の昼休み。

若葉と一緒に、屋上でお弁当を食べていた。



まだまだ暑いけど、うだる様な蒸し暑さはなく、吹く風も涼しく心地好いい。


だけどそんな事からも、季節の移り変わりが感じられて――。

あっという間に秋が終わり冬が来て――。

直ぐに春がやって来る。


嫌でも新しい生活を迎えなければならない。







「…そっかぁ。」


若葉はぽつりと呟いた。


< 239 / 366 >

この作品をシェア

pagetop