いつも側に…

怖いけど。

純ちゃんが何を考えているのか、知るのは怖いけど。

でも知らなくちゃ、前に進めないから。




ぐっと手を握りしめる。


「若葉、ありがとう。私、今日はちゃんと話してくるね?」



今日は避けたりしないで、会ってこよう。


「そうだよ!頑張って明日香!」


若葉はそう言って、私の手をギュッと握り、にっこり笑ってくれた。



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