いつも側に…

その仕草を見て、思わずクスッと笑ってしまう。


「疲れた?」


そう聞くと、純ちゃんは私を見て――。


少しの沈黙。


あれ?
何か変な事聞いたかな?


そんな不安が頭を過ぎった時、


「…さっきまで疲れてたけど、朝早くから新幹線なんて乗ったし――…でも今は大丈夫。――…明日香が笑ってくれたから。」



俯いたまま、凄い台詞を呟いた。


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