いつも側に…
「あの…その、さ。今日は純がいないから、もしよかったら、俺の自転車に乗っていかない……かな?」
中村君は照れ臭そうに話していた。
どうしてそんな顔で話しているのかよく解らなかったけれど、なんだか私まで照れてくる。
中村君とは小学校も違うし、中学に入ってからも同じクラスになった事がないので、今日初めて会話をしているんだと思う。
なのに、何故わざわざ私の為に?
純ちゃんに頼まれたのかな?
色々考えてみるけど、理由がわからない。
すると中村君は私の手をとった。
「とりあえずさ、乗って?遅刻しちゃまずいし。
純の自転車みたく立ち乗りは出来ないけど、後ろに座れるから。」
「…あ、うん。」
遅刻するとか、自転車の乗り方とかよりも、手を繋がれた事にかなり動揺して……。
中村君の顔が見れなかった。
中村君は照れ臭そうに話していた。
どうしてそんな顔で話しているのかよく解らなかったけれど、なんだか私まで照れてくる。
中村君とは小学校も違うし、中学に入ってからも同じクラスになった事がないので、今日初めて会話をしているんだと思う。
なのに、何故わざわざ私の為に?
純ちゃんに頼まれたのかな?
色々考えてみるけど、理由がわからない。
すると中村君は私の手をとった。
「とりあえずさ、乗って?遅刻しちゃまずいし。
純の自転車みたく立ち乗りは出来ないけど、後ろに座れるから。」
「…あ、うん。」
遅刻するとか、自転車の乗り方とかよりも、手を繋がれた事にかなり動揺して……。
中村君の顔が見れなかった。