いつも側に…
ゆっくり、私を包んでくれる。
ここは公園で、誰かに見られるかもしれないけど。
そんな事より、純ちゃんの体温に包まれていたい。
ほんの数秒間だけでも、とても幸せだから――。
ゆっくり体が離れて、体が冷たく感じるけど、手だけは繋いだまま。
それでも十分、純ちゃんの気持ちが伝わってくる。
だから、ちゃんと目を合わせて応える。
「……信じてる。」
きっと、私達なら、何があっても大丈夫だよ純ちゃん。