いつも側に…
中村君は、照れながら……それでも私の目をしっかりと見ながら話始めた。





「"好きな人、今いない"って、昨日純から聞いた。

始めに確かめたりして、悪かったと思ってる。

ただ、どうしてもこの気持ちを伝えたくて。

……一年の時から、純や佐野と仲良く話してるのをよく見かけて、いつの間にか目で追いかける様になってた。


つまり、山口さんの事が好きなんだ…。」


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