いつも側に…
「あ!!来た来た、明日香遅いよ〜。早く家庭課室に材料切りに行かなきゃ!!」
教室の入口で話していた私達を見つけた若葉は、窓際からこちらに近付いて来て、私の腕を掴んで歩き出す。
「そっか、明日香は前半担当か。ごめんね、話し込んじゃって。」
友季子は申し訳なさそうに謝ってきた。
「大丈夫だよ、気にしないで。」
「そうそう、友季子のせいじゃないよ。明日香が学校来るのが遅いからだよ。」
若葉は笑いながら言った。
うちのクラスは焼きそば屋をやるので、材料の下ごしらえ&調理の担当が前半・後半に別れていた。
私と若葉は前半グループなので、朝から材料の下ごしらえが待っていた。
そして、午後にならないと他のクラスにはまわれない。
若葉に腕を引かれながら、
"かえって良かったかも"
なんて考える。
ひたすら焼きそばを作っていれば、このモヤモヤした気持ちを考えなくて済む。
それに、今、純ちゃんや中村君に会ってもどうしていいかわからない……。
教室の入口で話していた私達を見つけた若葉は、窓際からこちらに近付いて来て、私の腕を掴んで歩き出す。
「そっか、明日香は前半担当か。ごめんね、話し込んじゃって。」
友季子は申し訳なさそうに謝ってきた。
「大丈夫だよ、気にしないで。」
「そうそう、友季子のせいじゃないよ。明日香が学校来るのが遅いからだよ。」
若葉は笑いながら言った。
うちのクラスは焼きそば屋をやるので、材料の下ごしらえ&調理の担当が前半・後半に別れていた。
私と若葉は前半グループなので、朝から材料の下ごしらえが待っていた。
そして、午後にならないと他のクラスにはまわれない。
若葉に腕を引かれながら、
"かえって良かったかも"
なんて考える。
ひたすら焼きそばを作っていれば、このモヤモヤした気持ちを考えなくて済む。
それに、今、純ちゃんや中村君に会ってもどうしていいかわからない……。