「みんなで幸せになると良いよ。」
8.おっさんと定食屋
田舎でも都会でもない街。
中途半端さが気に入った。
『ここでいい。おっさん、事故るなよ。下着はやるから売るなりなんなりお好きに。』
結局おっさんは未成年を襲うこともなく、触れることもなくただ乗っけてくれた。
走り出してすぐ
「そんな貧弱な乳見せられるほうがやる気失せるからしまえ」と言った。
荒くれかたが分からないからとりあえず『はい』と従うとおっさんは笑った。
「演じてるのがバレバレやから普通にしておけ」と言われた。
事故起こす車のなかでシナリオは出来てたの。勿論事故を起こすための行動も、タイミングも、逃げ方も、これからの生き方も。
だから、おっさんの下品な笑顔を見たとき『これで私は汚くなれる。』そう思ったわ。
『鈍感になって痛みに鈍くなって、新しい生活を始めよう。』って。
いうほど体に自信はなかったけど、若い女…しかもブラウス一枚で下着を投げ捨てるようなやつを放っておく男なんて居ない。
怖いけど、『早いとこ済ましてくれないかな。』そんな風に思ってた。
中途半端さが気に入った。
『ここでいい。おっさん、事故るなよ。下着はやるから売るなりなんなりお好きに。』
結局おっさんは未成年を襲うこともなく、触れることもなくただ乗っけてくれた。
走り出してすぐ
「そんな貧弱な乳見せられるほうがやる気失せるからしまえ」と言った。
荒くれかたが分からないからとりあえず『はい』と従うとおっさんは笑った。
「演じてるのがバレバレやから普通にしておけ」と言われた。
事故起こす車のなかでシナリオは出来てたの。勿論事故を起こすための行動も、タイミングも、逃げ方も、これからの生き方も。
だから、おっさんの下品な笑顔を見たとき『これで私は汚くなれる。』そう思ったわ。
『鈍感になって痛みに鈍くなって、新しい生活を始めよう。』って。
いうほど体に自信はなかったけど、若い女…しかもブラウス一枚で下着を投げ捨てるようなやつを放っておく男なんて居ない。
怖いけど、『早いとこ済ましてくれないかな。』そんな風に思ってた。