「みんなで幸せになると良いよ。」
『どうしてえぇかわからんくて、君しかおらんから連絡した。
そばに誰かおってほしかったのに、君は知らんとこ行ってまうし。
他に話せる人おらんし、どうしたらいいか、どうしたらいいか…
分かるわけないやんか…分かるわけないやんかぁ…』
白い無地のTシャツを彼女はお構いなしに掴んで引っ張って、顔をつけて化粧で汚されていく。
僕はといえば
彼女の心とか、
他人を信じることとか、
純粋な気持ちとか
汚した。
ヴォリュームが駄目になったステレオみたいに
ヒイラギはすごく泣いていた。
すごく泣いていた。
そばに誰かおってほしかったのに、君は知らんとこ行ってまうし。
他に話せる人おらんし、どうしたらいいか、どうしたらいいか…
分かるわけないやんか…分かるわけないやんかぁ…』
白い無地のTシャツを彼女はお構いなしに掴んで引っ張って、顔をつけて化粧で汚されていく。
僕はといえば
彼女の心とか、
他人を信じることとか、
純粋な気持ちとか
汚した。
ヴォリュームが駄目になったステレオみたいに
ヒイラギはすごく泣いていた。
すごく泣いていた。