守るから、

歩夢、大好きだから。

「話してくれてありがとう。」

「うん。なんかスッキリした。」

「レモンティーのむ?」

「うん。」

俺は自販機にむかう。

つらかっただろうな。
あいつ。



「はい、レモンティー。」

「ありがとう。大好き。
今は、翔くんだけ。」

嬉しい。
あいつから。

俺と歩夢は見つめあいキスをした。

あまい、レモンティーの香りがした。
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