守るから、
俺の守るヤツ。
2度目の恋をしたのは俺が大学2年の時。
歩夢の存在みたいなヤツ。
そいつの名前は美那か。
本大好きな大学1年。
顔はまぁまぁ可愛いんじゃないの?
-ある日の放課後
図書館で本を読んでいた。
もちろん歩夢の好きだったロミオとジュリエット。
「無いな。誰か借りたのかな?」
そいつは本を探していた。
そして俺のところに来た。
「あっ、あった!
ロミオとジュリエット。」
えっ?
ロミオとジュリエット?
俺読んでる。
「あの、その本読んでるんですか?」
「読んでる。
何に?この本探してたの?」
「はい。」
「でも俺読んでるから。」
「分かってます。
読み終わるまで待っときます。」
待っとく?
こいつもこの本好きなの?
「待っとけば?
まだ半分以上ある。
読み終わると思う?」
「いいえ。
思わないけど読み終わるかもしれないし」
「読み終わんないと思うけど?
勝手に待っとけば?」
歩夢の存在みたいなヤツ。
そいつの名前は美那か。
本大好きな大学1年。
顔はまぁまぁ可愛いんじゃないの?
-ある日の放課後
図書館で本を読んでいた。
もちろん歩夢の好きだったロミオとジュリエット。
「無いな。誰か借りたのかな?」
そいつは本を探していた。
そして俺のところに来た。
「あっ、あった!
ロミオとジュリエット。」
えっ?
ロミオとジュリエット?
俺読んでる。
「あの、その本読んでるんですか?」
「読んでる。
何に?この本探してたの?」
「はい。」
「でも俺読んでるから。」
「分かってます。
読み終わるまで待っときます。」
待っとく?
こいつもこの本好きなの?
「待っとけば?
まだ半分以上ある。
読み終わると思う?」
「いいえ。
思わないけど読み終わるかもしれないし」
「読み終わんないと思うけど?
勝手に待っとけば?」