小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました
なんの料理を作ろうか、意外と期間は短く今週末まで迫ってきていた。

お昼ご飯を食べていると

「葵さん。ちょっと話したい」
悠くんが顔色を暗くしてきた。

「うん、じゃあおいで」
今日の悠くんの雰囲気からして、静かな場所がいいと思ったので許可を取って看護師が患者さんに簡単な説明をする部屋をお借りした。


「あっ、飲み物。紅茶でいい?」

「はい。ありがとうございます」

コップに注いで悠くんの前に置いた。

少し時間が空いて、話づらいことがわかったので私の体験談をしようと思った。
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