小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました
仕事に戻ったはいいものの、頭の中は立花の気持ちを振り向かせるにはどうすればいいのか?それしかない。
「悩ましい…」
そんな中、小児科の受付に1人の男性がきた。
すらっとして、黒のスーツで胸元にバッチが光っていた。
「あの…、すいません。立花葵っていますか?」
立花のことが聞こえたもんだから、その声の方向を振り向くとお互いに目があって
「「あ」」
「お久しぶりです」
「こちらこそ」
三浦の家で見た海斗さんだった。
「葵って?」
そう聞かれて答えようと思ったら、
「え?!、なにしてんの?」
本人が登場した。
看護師長が気を遣って
「立花さん、少し早いけど休憩入っていいわよ」
「え?大丈夫ですよ。そのへんでこの人待たせとけばいいんで」
「いいから」
「気遣いありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます」
そう言って二人で歩いてった。
仲良さそうに…。
何かを話しながら。
「え」
「キャー」
思わず俺と看護師たちの声が出たのは、海斗さんが葵の肩を腕で引き寄せて、葵の顔を覗き込んだから。
葵はその後少し抵抗しているようにも見えるけど、それがむしろ仲の良さを引き立たせていた。
これは精神的にくる。付き合ってないんだよな?あの二人。
「悩ましい…」
そんな中、小児科の受付に1人の男性がきた。
すらっとして、黒のスーツで胸元にバッチが光っていた。
「あの…、すいません。立花葵っていますか?」
立花のことが聞こえたもんだから、その声の方向を振り向くとお互いに目があって
「「あ」」
「お久しぶりです」
「こちらこそ」
三浦の家で見た海斗さんだった。
「葵って?」
そう聞かれて答えようと思ったら、
「え?!、なにしてんの?」
本人が登場した。
看護師長が気を遣って
「立花さん、少し早いけど休憩入っていいわよ」
「え?大丈夫ですよ。そのへんでこの人待たせとけばいいんで」
「いいから」
「気遣いありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます」
そう言って二人で歩いてった。
仲良さそうに…。
何かを話しながら。
「え」
「キャー」
思わず俺と看護師たちの声が出たのは、海斗さんが葵の肩を腕で引き寄せて、葵の顔を覗き込んだから。
葵はその後少し抵抗しているようにも見えるけど、それがむしろ仲の良さを引き立たせていた。
これは精神的にくる。付き合ってないんだよな?あの二人。