双子の恋と幼馴染
依夢side


虎からキスをされて1週間が立った。
虎は私のこと好きだと伝えてくれた。
でも私は虎のこと今はそんな感じで見れない。好きだったのは小学校の時であって、今はもう高校生だから別の意味での好きという感情になる。秋夜とか梨央奈と一緒の好き。


「依夢ー。学校行くぞー」

「あー先に行ってて。」

「またサボりかよ。転校してすぐサボりとか不良だな。」

「別にいいでしょ。ほっといて」

「はいはい。じゃあ先行くな。」

そー言って伊都は先に学校に向かった。


1時間遅れで私は学校に向かった。

違う道で行こ。


歩いて行くと
そこは小さい頃みんなで遊んだ公園だった。

「懐かしい」

私はバイオリンを手に取って久しぶりに弾いてみた。


♪〜♪〜


小さい頃に弾いてた曲。
この曲はみんな聴いてくれてみんなが拍手してくれた。


「懐かしいね。その曲」

え、?
そこには虎が居た。




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