双子の恋と幼馴染

「サボリ魔登場だねっ依夢ちゃん」

「梨央奈、、おはよう」

「おはようっていうかもう4限目になるよ」

ふふと笑う梨央奈が眩しい。


「遅い。」

仁王立ちしている伊都が居た。
鬼の形相だ。こわ。

「ちょっと寄り道してただけじゃん。」

「どこ行ってたんだ?」

「あー、昔みんなで遊んだ、あの公園。」

「あれか!依夢が昔よくバイオリン弾いたあの公園か!」

懐かしかったな。


「あ、そー言えば
虎と付き合うことにした。仮だけど。」

「「「えええええええ!??」」」

う、うるさっ。


「な、なに?」

「詳しい話はまたあとでね!授業始まるから」

「俺は今日昼早退で仕事だから家帰ってから聞く」

「ちょー聞きてえ!!おもろそう〜!」

ワクワクしてる秋夜と梨央奈
鬼の形相した伊都。

まぁびっくりするか。
< 27 / 61 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop