双子の恋と幼馴染
僕は大学に出て
依夢の学校に向かい依夢が出てくるのを待った。


やっぱ広いなーこの学校。
依夢が居ない学校はかなりつまらない。
もともと3歳差があるから
学年は被らない。
それでも日本にいないから、会いにも行けなかった。やっと、やっと会えた。


「え、虎?」

「依夢。学校お疲れ様。」

「なんでいるの?」

「お迎え」

驚いた顔も可愛い。
全てが可愛い。


「虎さん!おめでとうございます」
「依夢ちゃんから聞きました。」

秋夜と梨央奈ちゃんが居た。
相変わらず美形な2人。

「ありがとう。伊都は?」

「仕事です。」

「流石芸能人だね」

伊都は仕事か。
殴られずに済むから良かったけど。

「なんで学校にいるの?」
「放課後デートしよう。」
「なんで?」

やっぱ、そう来るよね。

「お試しでもデートはするもんだよ。秋夜、梨央奈ちゃん、依夢連れて行くね」

「はーい。今度みんなで集まりましょうね」

と言って2人は帰っていった。


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