双子の恋と幼馴染

風呂に浸かり俺は考えた。


依夢が虎兄となんで付き合ったのか。


電話して聞いてみるか。
俺は秋夜に電話をした。


『やっほー。どした?』

「いや、依夢がなんで虎兄と付き合ったのか教えて欲しくて」

『あー。なんか恋を知りたいとか?依夢から言ったらしい』

依夢から?
恋しりたいとか。意味わからねー。
あいつ何考えてんだよ。

『まぁ、依夢の好きにさせてやれよ。お前は過保護すぎる。帰ってきたからって干渉するなって』

「え、俺ってそんなに過保護か?」

『まじで言ってんのか?お前はかなりの過保護だぞ。』

俺も色々と考え直さなきゃいけないのか。

「俺はどうしたらいい?」

『ん?
そりゃ、伊都は芸能界ってのもあるし、自分も恋愛しろよ。依夢は前に進もうとしてるんだろ。伊都も恋愛とかしてみろよ。じゃあ切るからな。』

そー言って秋夜は電話を切った。


恋愛かー。
俺も恋愛とかするべきなのかー。

はぁ、わっかんね。


俺はモヤモヤしたまま風呂に出てベットに速攻入り眠りについた。
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