双子の恋と幼馴染
虎side


この部屋に依夢がいたのか。
匂いがまだ残ってる。


って、変態か。


それにしても
依夢の帰ってきた理由がこんなにも辛いものだったとは。

助けてやれなかった自分が悔しい。


守ってあげなきゃ。



依夢は1人で泣いていたのか。
抱きしめてあげたかった。
会いにいけばよかったんだ。

それをできたはずなんだ。
なんでしなかったんだ僕は。

いつでも、聞きにいけたはずだったのに。

怖かったんだ。
僕を忘れてるんじゃないかとか。


それを後悔してももう遅い。

だから、今の依夢を守る。
愛する。


早く好きと言う言葉を聞きたい。

依夢、、愛してる。
< 51 / 61 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop