双子の恋と幼馴染

「なに?今向かってるんだけど」

『いや、向かってるんだったらいい。みんな来るんだろ?』

「うん。じゃあね」

くだらない電話。
伊都はあれ以来、干渉はしなくなったけど
たまに、こーいう電話をしてくる。


「心配の電話?」

「たぶん。」

「さっ、早く行くよーっ」

梨央奈は私の腕を掴み小走りをして向かった。



〜撮影現場〜

うわぁ懐かしい。
小さい頃私もここで撮影とかしてたな。

「依夢ーさんきゅー」

「もう忘れないでよ」

「わりわりぃ」

悪いと思ってないなー。


「あれ?依夢ちゃん?久しぶり!」

この人は
昔私のマネージャーだ。

「お久しぶりです。藤堂さん」

私は小学校に上がる前まで
少しだけ芸能活動していた。
伊都と一緒にドラマに出たり、、。

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