双子の恋と幼馴染

___________



「俺はお前のバイオリン好きだよ」


誰?
見えない、、声だけしか聞こえない、、


伊都なの?


「大丈夫。ずっと待ってるから」


「だ、、れ、、、?」


聞いても答えてくれない。



「、、、きだ。」



え?なに?



「お前が悪い」
「お前がみんなの期待に応えないからだ」
「お前はバイオリン業界から消えろ」


やめて。
なんでそんなこと言われなきゃいけないの。

いやだ、
いや、、


いやぁぁぁぁぁ!!!!



___________


「はぁはぁ、、」


夢か。
家に帰っても悪夢だ。。


コンコン
ドアが叩く音がした。

「はい」


「飯できてる。下降りてこいよ」

伊都か。。


「うん。分かった」


ふぅ。。
家族の前では普通にいよう。


私は重い腰を立たせてリビングに向かった


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