学生寮
「実はね、私、ミナミさんとリョウさん、付き合ってるのかなって思ってたんだ」
「え?」
「なんか、仲よさそうだったし。
腕組んでるとこ見かけたりしたから」
「ミナミと俺は何もないよ」
「うん、そうみたいだね」
「…………」
私は思い切って聞いてみた。
「リョウさん、今は彼女は?」
「いないよ」
「そっか。
あの、私、クリスマスにマフラーもらったじゃん。
あのお礼ちゃんと言ってなかったよね。
遅くなったけど、ありがとう。
お返ししようか迷ったんだけど、リョウさんに彼女さんいたりしたら悪いかなとかいろいろ考えちゃってお返しできなくって。ごめんなさい」
私がぺこりと頭を下げると、やっとリョウさんはニッコリ笑ってくれた。
「え?」
「なんか、仲よさそうだったし。
腕組んでるとこ見かけたりしたから」
「ミナミと俺は何もないよ」
「うん、そうみたいだね」
「…………」
私は思い切って聞いてみた。
「リョウさん、今は彼女は?」
「いないよ」
「そっか。
あの、私、クリスマスにマフラーもらったじゃん。
あのお礼ちゃんと言ってなかったよね。
遅くなったけど、ありがとう。
お返ししようか迷ったんだけど、リョウさんに彼女さんいたりしたら悪いかなとかいろいろ考えちゃってお返しできなくって。ごめんなさい」
私がぺこりと頭を下げると、やっとリョウさんはニッコリ笑ってくれた。