学生寮
「でも、リョウ兄ちゃん、大学入ってから、3回しか帰ってきてないじゃん。
できるだけ帰るようにするって言ってたくせに。
今日はどうしても相談したいことがあるの!」
「莉絵……」
リョウさんは困った表情だけど、相談事があると言われ、むげにもできないみたい。
「ちょっとこっちにおいで」
リョウさんは莉絵ちゃんを連れて部屋を出た。
廊下でしばらく話し合っていたようだけれど、結局リョウさんが折れたみたい。
部屋に戻ってきながら言うのが聞こえた。
「しょうがないな。じゃあ、10時だ。ただし今日だけだぞ。明日は家に帰れよ」
莉絵ちゃんはしぶしぶながら頷いた。
「わかった。じゃあさ、明日帰るけどテニスは私も入れてもらっていい?」
できるだけ帰るようにするって言ってたくせに。
今日はどうしても相談したいことがあるの!」
「莉絵……」
リョウさんは困った表情だけど、相談事があると言われ、むげにもできないみたい。
「ちょっとこっちにおいで」
リョウさんは莉絵ちゃんを連れて部屋を出た。
廊下でしばらく話し合っていたようだけれど、結局リョウさんが折れたみたい。
部屋に戻ってきながら言うのが聞こえた。
「しょうがないな。じゃあ、10時だ。ただし今日だけだぞ。明日は家に帰れよ」
莉絵ちゃんはしぶしぶながら頷いた。
「わかった。じゃあさ、明日帰るけどテニスは私も入れてもらっていい?」