学生寮
鍾乳洞を出た後、リョウさんが予約してくれたステーキハウスへ向かった。


リョウさんオススメのステーキハウスは満席だった。


予約しておいてくれて大正解。


肉汁たっぷりのやわらかいステーキに、みんなで舌鼓を打った。


おいしい料理で満腹になり、最後にはアイスクリームのデザートまでいただき、幸せいっぱいで宿に戻った。


宿に戻ったのは9時過ぎだった。


それぞれ温泉に入った後、4人部屋に集合して宴会を始めた。


男性陣は缶ビール、私と裕子はジュースで乾杯。


3人のサークルでの失敗談や大学の名物教授の話を聞いたり、カンジさんのおかしな物まねや、それに突っ込むタカさんに大笑いした。


昨日とはうって変わって、楽しい宴会になった。


1時を回る頃、カンジさんがつぶれたのを機に、私と裕子は部屋に戻った。


さすがに疲れて、その夜は私も裕子も布団に入るとすぐに眠ってしまった。


< 201 / 233 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop