学生寮
「遅れてごめんなさい!」
駅の改札には、すでにリョウさんが待っていた。
眠りについたのが遅かったせいで、私が目を覚ましたのはセットした携帯のアラームのスヌーズが何度も鳴った後だった。
慌てて支度したけれど、10分近く遅れてしまった。
リョウさんは「いいよ」と微笑み、遅れた私を責めるどころか「新しい服?似合うね」と褒めてくれた。
う~、優しすぎる。
「どこか行きたいところある?」
そう聞かれ、昨日の夜考えていたデートコースを話した。
それは、私の高校の近くから隣の駅へ続く並木通りのウィンドウショッピング。
時々、学校帰りにプラプラ歩いて隣の駅まで行くんだけど、今日は逆に隣の駅から高校の方へ向かって歩きたいと言った。
リョウさんはにこやかに了承してくれた。
駅の改札には、すでにリョウさんが待っていた。
眠りについたのが遅かったせいで、私が目を覚ましたのはセットした携帯のアラームのスヌーズが何度も鳴った後だった。
慌てて支度したけれど、10分近く遅れてしまった。
リョウさんは「いいよ」と微笑み、遅れた私を責めるどころか「新しい服?似合うね」と褒めてくれた。
う~、優しすぎる。
「どこか行きたいところある?」
そう聞かれ、昨日の夜考えていたデートコースを話した。
それは、私の高校の近くから隣の駅へ続く並木通りのウィンドウショッピング。
時々、学校帰りにプラプラ歩いて隣の駅まで行くんだけど、今日は逆に隣の駅から高校の方へ向かって歩きたいと言った。
リョウさんはにこやかに了承してくれた。