子兎さんは俺様総長のお気に入り
1.最悪な出逢い
「あの....?大丈夫ですか!?」
何故私は心配しているか....。
月の光が指し時計の針は、深夜12時を示している真夜中に。
男性が傷だらけで倒れていた。
乱れた服には赤い血が滲んでいて....
本能的に助けなければとその時はほぼ無意識だった。
後に、私の平凡な人生を大きく変えることも知らずに....。
時を遡って数日前─