子兎さんは俺様総長のお気に入り


「とにかく!危ないので逃げましょう!」





今度は私が彼の手を握って引っ張る。





警察に通報するのが1番いい。






「花森うさぎだったよな?

よーく見ておけ、子兎。」






「え?ちょっと!」






私の手を離し、敵へと突っ込んでいく。





次々敵の拳をかわして、自分の拳を相手へ入れる。






私は....何もできずに見ているだけ。



こんなのが日常茶飯事なら3年間やっていけそうにない。





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