子兎さんは俺様総長のお気に入り






高校生活と一人暮らしが慣れ始めた5月。







私は、この平凡な日常が一変するハプニングが起こることをまだ知らなかった。








「花森うさぎです。

今日からよろしくお願いします。」





誰に挨拶しているか。


それはバイト先の店長。






1ヶ月高校生活と一人暮らしが慣れたから、アパートから近いコンビニでバイトすることにした。






店長さんは優しい女性の方でほっとしている。







「じゃあ、花森さんは早速品出しをやってもらおうかしら。」






店長から説明を受けて品出しをしていると、入口付近で制服をきた男達が煙草を吸っていた。








そういえば、最初にここへ来た時もヤクザっぽい人を助けたっけ。







その時は、このコンビニがわからなくて道に迷っていた。






今もあの道を通る時は、誰にも絡まれませんようにって願いながら通っている。


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