子兎さんは俺様総長のお気に入り




「とりあえずもう大丈夫だ。」




「ありがとう…。」





あれから数分、奴と戦ってくれて外へと逃がしてくれたみたいだけど嫌だなぁ。



また寝てる時に出てきたら。




「お前にも苦手なものあったんだな。」




「それは…あるよ私にも。」




なんか、情けないところ見せちゃってメンタルがズタボロ。



これからお風呂に入りたいし、荷物も全部部屋なのに行きたくない…。





「そうだうさぎ。

いつも先に風呂入ってるだろ今日はいいのか?」




う……それを今考えてたところなのに。




「入りたいんだけど、部屋に着替えがあって……」




「……?とってくればいいだろ?」





「それはそうなんだけど、またいるかもって思ったら怖くて…理王も一緒に来てくれない?」




もう、開き直った!
今日は恥を晒す日。



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