子兎さんは俺様総長のお気に入り



「ん....。」





太陽の光が顔に当たり、目を開ける。




確か昨日は、大人っぽかったから私より年上の男性の看病をしていて....。





あれ?何で私ベッドで寝てるの?





彼を見守りながら寝ちゃってたはず....。





「昨日疲れすぎちゃったから夢か〜!」





うん、夢ということにしておこう。






言い聞かせていたものの、すぐ横には汗を拭いていたタオルと絆創膏や冷えピタなど昨日広げていた物がサイドテーブルに置かれている。






え、あの人何も言わずに帰ったの!?





お礼ぐらい言ってくれても....。





だけど怖そうだったしやっぱりこれで良かったのかも。




多分二度と関わることはないから。


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