君想い

学食へと来た私達は、好きなものを選び

空いている席へと座った。


何でか知らないけど、

私の横には秀明さんが座っていて

きらきらした目でりんちゃんは

くにちゃんを見て隣に座っていた。


「っでどうだった初日は?お二人さん。」


くにちゃんが、私達2人に話しかけてきた。


「う~~ん。まぁまぁ。
 けど、りんちゃんと友達になれたから 
 良かったよ」

「あたしも」


私達2人はニコニコしながら話した。


「けど、男の子の割合が多くて
 ちょっとびっくり!」


なんて話をしたら、秀明さんが


「そう?じゃあ選び放題だね!」


なんて事言うから、

何が?なんて顔してたら

りんちゃんと、くにちゃんが

私の顔みて笑い出した。


「るいってちょっと天然?」


なんて、りんがちゃん言うもんだから

秀明さんも一緒になって笑い出した。

なんだか、私、馬鹿にされてません?

どうしてそんなに笑う?



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