君想い
「多分、もうそろそろ届くはずだから入って」
ひょっこりドアから顔を出してそう言うと、
ドキドキしながら廊下を歩く私を
部屋の中へと招き入れてくれた。
ひでの部屋は、少し狭く感じたが
すごく整理されすっきりした感じ。
部屋の隅には、
ギターやベースが何本か立てかけられ
棚には無数のCDがあった。
音楽が好きなんだということが容易にわかる。
なんか、落ち着く部屋・・・・。
部屋を見渡していると
玄関のチャイムが鳴った。
タイミングよく届けられたNewパソコン。
早速、パソコンの設定と改造に取り掛かった。