君想い


「多分、もうそろそろ届くはずだから入って」


ひょっこりドアから顔を出してそう言うと、

ドキドキしながら廊下を歩く私を

部屋の中へと招き入れてくれた。



ひでの部屋は、少し狭く感じたが

すごく整理されすっきりした感じ。

部屋の隅には、

ギターやベースが何本か立てかけられ

棚には無数のCDがあった。

音楽が好きなんだということが容易にわかる。



なんか、落ち着く部屋・・・・。


部屋を見渡していると

玄関のチャイムが鳴った。

タイミングよく届けられたNewパソコン。

早速、パソコンの設定と改造に取り掛かった。
< 30 / 36 >

この作品をシェア

pagetop