君想い

「ご飯作ったけど食べる?」


目の前には、

おいしそうなパスタとサラダが・・・・。

いつの間に作ったんだろう。

集中しすぎてわからなかった・・・。


ひで、優しい・・・・。



ひとまず、机の周りを片付け

2人でご飯を食べることに・・・。


ひでが作ったパスタはすごくおいしくて

私の胃をすぐに満足させた。


「ご馳走様でした。すごくおいしかったです。
 ひではすごいね。料理が上手で・・・・・」



「バンドのみんなに食べさせてたら
 いつの間にかうまく出来るようになっただけだよ」


ちょっと照れて話すひで。


料理をは好きで良くするけど、

健ちゃんやお父さんが台所に立つことが

なかった沢登家。

私にはひでがすごく見えるよ。
< 32 / 36 >

この作品をシェア

pagetop