総長たちによる彼女のためのハロウィン祭り
(※ちなみに、一輝は生吹のことをコッソリ「イノシシ」と呼んでいる。詳しくは本編「フェンス越しの溺愛キス」にて)



「で、どうかな?」

「ん?」

「もう、生吹くん。やっぱり聞いてなかった!」



話は戻って。

学校の帰り道。


街の至る所にある大型ビジョンに、ババンと。

とあるアイドルが映し出された時から、美月の関心は「ピニャータ」にあった。



『こんにちは〜 Ign:s (イグニス)のレオだよ!

皆、ハロウィンの準備はOK〜? 俺たちはね、ピニャータしようかなって言ってるんだ!』
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