ミル*キス
それからオレはカーぺットの上で、もう一度彼女を抱いた。
その後、裸のまま抱き合って、とりとめのない話をしていたけど
彼女の体が温かくて、心地よくて……
やがて意識がだんだん遠くなる。
途中彼女が「風邪ひくよ?」なんて言って、オレの髪をくしゃって撫でてくれた。
「ねぇ、布団どこ?」
半分寝ぼけながらも押入れのある部屋を説明した。
立ち上がりそうになった彼女の手を掴む。
「まだ、このまま……」
「もぉ……子供みたいになるのね」
なんて文句を言う彼女の体をギュっと抱きしめた。
記憶に残っていたのはそこまでだった。
――――
――…
「おはようございます。起きてください」
「んー……」
目を開けると、ミーコがこちらを見下ろして立っていた。
その後、裸のまま抱き合って、とりとめのない話をしていたけど
彼女の体が温かくて、心地よくて……
やがて意識がだんだん遠くなる。
途中彼女が「風邪ひくよ?」なんて言って、オレの髪をくしゃって撫でてくれた。
「ねぇ、布団どこ?」
半分寝ぼけながらも押入れのある部屋を説明した。
立ち上がりそうになった彼女の手を掴む。
「まだ、このまま……」
「もぉ……子供みたいになるのね」
なんて文句を言う彼女の体をギュっと抱きしめた。
記憶に残っていたのはそこまでだった。
――――
――…
「おはようございます。起きてください」
「んー……」
目を開けると、ミーコがこちらを見下ろして立っていた。