ミル*キス
つうか、今度も同じパターンなんじゃねーの?
……なんて思ったりもするんだけど。
あまりの変わり身の早さにさすがのオレも驚いた。
ホッとしてるような、ちょっと寂しいような複雑な心境。
なんていうか、オレだけになついていたはずの飼い猫が他のヤツにも擦り寄っていっているような感じ。
シィが帰った後、オレはリビングのソファに寝転がって雑誌を読んでいた。
ミーコは鼻歌なんて歌いながら、雑巾片手にあちこち磨いたりしている。
その時、携帯の着信音が響き、ミーコがエプロンのポケットから携帯を取り出す。
「きゃぁ……」
なんて小さな悲鳴を上げて、うれしそうに携帯を眺めている。
おそらくメールの差出人は蒼井なんだろう。
メールが来たってことは、OKだっつうことだよな。
マジかよ。
ヤルだけヤって捨てられるようなことにならなければいいけど……。
ま、どうなろうと、オレには関係ないか。
なんて思いながら、オレはまた雑誌に目を向けた。
……なんて思ったりもするんだけど。
あまりの変わり身の早さにさすがのオレも驚いた。
ホッとしてるような、ちょっと寂しいような複雑な心境。
なんていうか、オレだけになついていたはずの飼い猫が他のヤツにも擦り寄っていっているような感じ。
シィが帰った後、オレはリビングのソファに寝転がって雑誌を読んでいた。
ミーコは鼻歌なんて歌いながら、雑巾片手にあちこち磨いたりしている。
その時、携帯の着信音が響き、ミーコがエプロンのポケットから携帯を取り出す。
「きゃぁ……」
なんて小さな悲鳴を上げて、うれしそうに携帯を眺めている。
おそらくメールの差出人は蒼井なんだろう。
メールが来たってことは、OKだっつうことだよな。
マジかよ。
ヤルだけヤって捨てられるようなことにならなければいいけど……。
ま、どうなろうと、オレには関係ないか。
なんて思いながら、オレはまた雑誌に目を向けた。