ミル*キス
「とりあえずコレに着替えてくださいっ」
ソファに横になったオレにミーコはパジャマを差し出す。
「すごい熱じゃないですか! もー、いつもヘンな格好で寝てるからですよ! ちゃんとパジャマ着てください! だいたいサトシさんはいつも露出度高すぎなんですよ! 変態!」
とかプリプリ怒ってるし。
「やめろ。お前の声、めっちゃ響く」
頭を抱えるオレ。
「つか……それ病人に対する態度?」
前から思ってたけど、こいつって、オレに話かける時、基本怒ってるよな。
ほんと口うるさいオカンみたいだ。
「薬は飲んだんですか?」
「うん」
「それなら……」とミーコはキッチンの方へ行ってしまった。
「あ! まだお湯、温かい!」という声が聞こえた。
どうやらポットの中のお湯を確認しているようだった。
そして懐中電灯で照らしながら冷蔵庫を開けたり食器棚を開けたり。
ガチャガチャと音を立てながら何かをしている。
しばらくすると冷却シートとマグカップを手にして戻ってきた。
ソファに横になったオレにミーコはパジャマを差し出す。
「すごい熱じゃないですか! もー、いつもヘンな格好で寝てるからですよ! ちゃんとパジャマ着てください! だいたいサトシさんはいつも露出度高すぎなんですよ! 変態!」
とかプリプリ怒ってるし。
「やめろ。お前の声、めっちゃ響く」
頭を抱えるオレ。
「つか……それ病人に対する態度?」
前から思ってたけど、こいつって、オレに話かける時、基本怒ってるよな。
ほんと口うるさいオカンみたいだ。
「薬は飲んだんですか?」
「うん」
「それなら……」とミーコはキッチンの方へ行ってしまった。
「あ! まだお湯、温かい!」という声が聞こえた。
どうやらポットの中のお湯を確認しているようだった。
そして懐中電灯で照らしながら冷蔵庫を開けたり食器棚を開けたり。
ガチャガチャと音を立てながら何かをしている。
しばらくすると冷却シートとマグカップを手にして戻ってきた。