ーUNKNOWNー 名がつくべきではない想い


結局、私は成績すらも落とされ、
一人の先生と数少ない男友達としか話さなくなった。


一人の先生は、私を軽蔑することなく、初めて質問をした時も、むしろ褒めてくださった。

家の事情で部活へ行けない私に、仮入部もさせてくださった。


刃物だって、先生が預かって下さっていたと、後から知った。

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