ーUNKNOWNー 名がつくべきではない想い
中学校生活が落ち着き始める2学期。
行事も多く、カップルもできやすい頃である。
そんな時、私は...。
「嘘です!そんなことしてません!」
とある男子に嘘の噂を流され、先生からは呼び出され、友は離れていくという状況にあった。
彼、芦田高之は私ととても仲が良く、いろいろなことを話した。
故に、噂の中に事実が混ざっていた。
噂単体でも悪質なレベルで、例えば私が夜遊びしていただとか、妊娠したとか。
この時期に流れる男女関係の噂は、良くも悪くも流れるのが早い。