茨の蕾は綻び溢れる〜クールな同期はいばら姫を離さない〜
「濡れてんな。こんなに音が出てる」
「ひゃう！」
陽翔の指は花びらを縦にそっと撫でていくので、百子は思わず声を上げる。花芽の上も彷徨い、こね回され、淫靡な水音が耳から侵入してきてさらに体温が上昇した。嬌声しか漏れない百子の唇を、またもや陽翔の唇が塞いだ。
（熱い……溶けそう）
舌を丹念に愛撫され、百子もそれに応えると、さらに彼のキスは深さを増した。二人の唾液が、もうどちらのものかが分からくなるほど混ざり合い、何だかふわふわとした心地がする。幸せそうに蕩けた顔の百子を見て陽翔は満足そうに笑い、彼は指をつぷりという音を立てて花びらの中に侵入させた。しとどに濡れたそこは抵抗もなく彼の節くれだった指を咥え、先程よりも大きな水音を立てる。陽翔はどこに触れたら百子が腰を揺らしているのかを見極めようとしていたが、指がざらざらとした感触を認めると、彼女の腰が跳ねた。
「ここが好きなのか」
陽翔は花びらに入れていた指を二本に増やし、百子が一番反応しているところを撫であげる。それと同時にもう片方の手で彼女の花芽に触れ、ゆっくりとこね回す。それを繰り返され、百子は甲高い嬌声が勝手に喉から滑り出て、びくびくとその体を震わせた。
「んんっ！ ああっ！ だめ！」
百子の目の前が白くなり、ふわりと体が浮き上がったような感覚になったが、ゆっくりとそれも降りてきて、陽翔の姿がぼんやりと目に入る。
「イッたのか。可愛いな」
陽翔は軽く百子の唇を奪い、頭をゆるゆると撫でる。百子はというと、彼が放った可愛いという言葉を反芻してしまい、頭の中でぽんという小さな爆発音を聞いた気がした。
「やけに素直で、めちゃくちゃそそる」
陽翔は性急に自分の着ているパジャマを脱いで、トランクスも乱暴に脱ぎ捨てる。逞しい胸筋と、腹筋が少しだけ割れている上半身が顕になる。へそのすぐ下にそそり立つそれは先端から蜜を垂らしており、幹を思わせるそれには血管がいくつも浮き上がって逞しい。
（もう……流されてしまいたい。例えこの瞬間だけでも。いずれ東雲くんが離れていくとしても……）
百子は自分から陽翔に唇を寄せ、その舌を絡める。そしてそのまま彼の逞しい背中に手を回してギュッとしがみついた。陽翔の胸板が、腹筋が直に触れ合うのが心地良く、唇を離した百子はすりすりと彼の首筋に頬ずりした。
（……百、子？）
百子が応えたことで、陽翔は心の底から彼女への愛しさが鰻登りになり、全身を巡る血潮がかっと熱くなるのを感じて、百子を抱きとめる腕に力を込める。そして耳元でこう囁いた。
「百子……お前のナカに入りたい……いいか？」
百子は囁かれたことでその蕩けた顔をさらに赤くさせていたが、軽く顎を引いた。むしろこのまま終わると百子も辛い。陽翔はその言葉を待ってたと言わんばかりに、百子を横抱きにして自分の部屋のベッドへ運び、ゆっくりと下ろした。そしてベッドサイドの引き出しを開けて避妊具の箱を取り出し、素早く避妊具を取り出して装着する。彼女の唇に何度も自分の唇を合わせた陽翔は、滾るその熱杭を、蜜を湛えた花びらにゆっくりと突き立てた。
「ひゃう！」
陽翔の指は花びらを縦にそっと撫でていくので、百子は思わず声を上げる。花芽の上も彷徨い、こね回され、淫靡な水音が耳から侵入してきてさらに体温が上昇した。嬌声しか漏れない百子の唇を、またもや陽翔の唇が塞いだ。
（熱い……溶けそう）
舌を丹念に愛撫され、百子もそれに応えると、さらに彼のキスは深さを増した。二人の唾液が、もうどちらのものかが分からくなるほど混ざり合い、何だかふわふわとした心地がする。幸せそうに蕩けた顔の百子を見て陽翔は満足そうに笑い、彼は指をつぷりという音を立てて花びらの中に侵入させた。しとどに濡れたそこは抵抗もなく彼の節くれだった指を咥え、先程よりも大きな水音を立てる。陽翔はどこに触れたら百子が腰を揺らしているのかを見極めようとしていたが、指がざらざらとした感触を認めると、彼女の腰が跳ねた。
「ここが好きなのか」
陽翔は花びらに入れていた指を二本に増やし、百子が一番反応しているところを撫であげる。それと同時にもう片方の手で彼女の花芽に触れ、ゆっくりとこね回す。それを繰り返され、百子は甲高い嬌声が勝手に喉から滑り出て、びくびくとその体を震わせた。
「んんっ！ ああっ！ だめ！」
百子の目の前が白くなり、ふわりと体が浮き上がったような感覚になったが、ゆっくりとそれも降りてきて、陽翔の姿がぼんやりと目に入る。
「イッたのか。可愛いな」
陽翔は軽く百子の唇を奪い、頭をゆるゆると撫でる。百子はというと、彼が放った可愛いという言葉を反芻してしまい、頭の中でぽんという小さな爆発音を聞いた気がした。
「やけに素直で、めちゃくちゃそそる」
陽翔は性急に自分の着ているパジャマを脱いで、トランクスも乱暴に脱ぎ捨てる。逞しい胸筋と、腹筋が少しだけ割れている上半身が顕になる。へそのすぐ下にそそり立つそれは先端から蜜を垂らしており、幹を思わせるそれには血管がいくつも浮き上がって逞しい。
（もう……流されてしまいたい。例えこの瞬間だけでも。いずれ東雲くんが離れていくとしても……）
百子は自分から陽翔に唇を寄せ、その舌を絡める。そしてそのまま彼の逞しい背中に手を回してギュッとしがみついた。陽翔の胸板が、腹筋が直に触れ合うのが心地良く、唇を離した百子はすりすりと彼の首筋に頬ずりした。
（……百、子？）
百子が応えたことで、陽翔は心の底から彼女への愛しさが鰻登りになり、全身を巡る血潮がかっと熱くなるのを感じて、百子を抱きとめる腕に力を込める。そして耳元でこう囁いた。
「百子……お前のナカに入りたい……いいか？」
百子は囁かれたことでその蕩けた顔をさらに赤くさせていたが、軽く顎を引いた。むしろこのまま終わると百子も辛い。陽翔はその言葉を待ってたと言わんばかりに、百子を横抱きにして自分の部屋のベッドへ運び、ゆっくりと下ろした。そしてベッドサイドの引き出しを開けて避妊具の箱を取り出し、素早く避妊具を取り出して装着する。彼女の唇に何度も自分の唇を合わせた陽翔は、滾るその熱杭を、蜜を湛えた花びらにゆっくりと突き立てた。
