茨の蕾は綻び溢れる〜クールな同期はいばら姫を離さない〜
★R18
視界が揺れ、クリーム色の天井と白いシーリングライトの明かりが丸く天井を切り取ったかのように瞳に容赦なく飛び込んだかと思えば、ベットのスプリングが背中を受け止める。そして天井の明かりを自分よりも大きな影が遮った。
幾度となく唇を合わせ、舌を絡め、お互いの歯列や頬の内側を味わい、百子の口の端から唾液が溢れる。それを陽翔が舐め取り、彼はさらに彼女の唇に噛み付いた。彼女の舌を軽く吸い、絡ませているとくぐもった小さな嬌声が聞こえるので、陽翔は満足そうに眼鏡の奥を細くした。
「かわいいな」
唇を離し、蕩けた顔と情欲に潤んだその瞳を目の当たりにした陽翔の口から本音がぽつりと漏れる。そして軽く口づけを唇に落とすと、百子は彼の首に腕を回し、そのままぎゅっと引き寄せた。唇同士が軽く触れ、百子の舌が陽翔の歯列をなぞり、舌を探り当てて絡めてくる。強請られるようなキスに応えない理由は無く、陽翔も百子の口の中に舌を踊らせた。彼の片手は耳朶をやわやわとなぞり、そして首筋と鎖骨に触れるか触れないかのタッチで手を滑らせる。嬌声を上げる代わりに百子の体が僅かに跳ねた。
「百子は肌すべすべだよな」
そう言って陽翔は彼女の首筋に舌を這わせ、そこにキスをいくつも落とす。キスをするたびに百子の高い声がして自身の耳朶を柔らかく撫でていくので、今度はわざとリップ音を立てて耳朶を味わう。百子が陽翔にしがみついて声をあげ、背筋が歓喜に震えてゾクゾクしていると、今度は両耳を塞がれて口づけを受けた。百子も負けじと彼の両耳を塞ぎ、彼の舌を見つけたと思えば軽く吸ってまた絡める。
(これは……中々エロいな)
両耳を塞がれながらのキスは、自分達の立てる小さな水音が頭蓋の中で反響して音が大きくなるので、百子が何故体を震わせるかがよく理解できた。陽翔は己の昂りがいつになく騒ぎ、今すぐ彼女に突き立てたい思いを懸命になだめる。
「キス、そんなに好きなのか?」
百子の唇が離れたのを見計らい、陽翔は吐息混じりに尋ねる。
「うん……だって……幸せな気持ちに、なれるから」
ふにゃりとした百子が心底嬉しそうに告げ、陽翔を引き寄せて額に、頬に、唇に、耳朶に、首筋に順番にキスを落とし、陽翔に微笑みかける。
(……っ!)
百子のその様子に顔がカッと熱くなるのを感じた陽翔は、百子のパジャマのボタンを素早く外した。パジャマをそっとはだけると柔らかな双丘と、色づいた実が姿を現す。
「やっぱり綺麗だ」
幾度となく唇を合わせ、舌を絡め、お互いの歯列や頬の内側を味わい、百子の口の端から唾液が溢れる。それを陽翔が舐め取り、彼はさらに彼女の唇に噛み付いた。彼女の舌を軽く吸い、絡ませているとくぐもった小さな嬌声が聞こえるので、陽翔は満足そうに眼鏡の奥を細くした。
「かわいいな」
唇を離し、蕩けた顔と情欲に潤んだその瞳を目の当たりにした陽翔の口から本音がぽつりと漏れる。そして軽く口づけを唇に落とすと、百子は彼の首に腕を回し、そのままぎゅっと引き寄せた。唇同士が軽く触れ、百子の舌が陽翔の歯列をなぞり、舌を探り当てて絡めてくる。強請られるようなキスに応えない理由は無く、陽翔も百子の口の中に舌を踊らせた。彼の片手は耳朶をやわやわとなぞり、そして首筋と鎖骨に触れるか触れないかのタッチで手を滑らせる。嬌声を上げる代わりに百子の体が僅かに跳ねた。
「百子は肌すべすべだよな」
そう言って陽翔は彼女の首筋に舌を這わせ、そこにキスをいくつも落とす。キスをするたびに百子の高い声がして自身の耳朶を柔らかく撫でていくので、今度はわざとリップ音を立てて耳朶を味わう。百子が陽翔にしがみついて声をあげ、背筋が歓喜に震えてゾクゾクしていると、今度は両耳を塞がれて口づけを受けた。百子も負けじと彼の両耳を塞ぎ、彼の舌を見つけたと思えば軽く吸ってまた絡める。
(これは……中々エロいな)
両耳を塞がれながらのキスは、自分達の立てる小さな水音が頭蓋の中で反響して音が大きくなるので、百子が何故体を震わせるかがよく理解できた。陽翔は己の昂りがいつになく騒ぎ、今すぐ彼女に突き立てたい思いを懸命になだめる。
「キス、そんなに好きなのか?」
百子の唇が離れたのを見計らい、陽翔は吐息混じりに尋ねる。
「うん……だって……幸せな気持ちに、なれるから」
ふにゃりとした百子が心底嬉しそうに告げ、陽翔を引き寄せて額に、頬に、唇に、耳朶に、首筋に順番にキスを落とし、陽翔に微笑みかける。
(……っ!)
百子のその様子に顔がカッと熱くなるのを感じた陽翔は、百子のパジャマのボタンを素早く外した。パジャマをそっとはだけると柔らかな双丘と、色づいた実が姿を現す。
「やっぱり綺麗だ」