私にワルイコトを教えたのは政略結婚の旦那様でした
炯さん、こんなに優しい旦那様で、私をこれ以上、惚れさせてどうする気なんだろう?
とりあえず追加で焼きそばと焼きイカを買った。
「飲み物……」
美味しそうな生搾りレモン酎ハイのお店を見つけ、悩む。
炯さんには外で絶対に飲むなって言われたんだよね。
これは、外になるよね……?
ちらりと彼を見上げたら、はぁっとため息をついて財布を出した。
「今日は俺が一緒だから、特別に許す。
……あ、薄めにお願いします」
「はーい」
苦笑いで店員が作ってくれた酎ハイを受け取る。
「……ありがとうございます」
「ま、たまに羽目を外すくらいいいだろ」
ちゅっとつむじに彼は口付けを落としてきた。
炯さん、こんなに格好よくて、私をこれ以上……以下同文。
あとは炯さんのビールを買って、休憩所の空いた椅子を確保する。
「うーん、美味しい!」
レモン酎ハイは初めて居酒屋で飲んだものよりも美味しい気がするが、なんでだろう?
「そりゃよかった」
笑いながら炯さんもビールを飲んでいる。
食べ物はふたりでシェアして食べた。
といっても私は、半分も食べられなかったけれど。
「次はなにをするんだ?」
とりあえず追加で焼きそばと焼きイカを買った。
「飲み物……」
美味しそうな生搾りレモン酎ハイのお店を見つけ、悩む。
炯さんには外で絶対に飲むなって言われたんだよね。
これは、外になるよね……?
ちらりと彼を見上げたら、はぁっとため息をついて財布を出した。
「今日は俺が一緒だから、特別に許す。
……あ、薄めにお願いします」
「はーい」
苦笑いで店員が作ってくれた酎ハイを受け取る。
「……ありがとうございます」
「ま、たまに羽目を外すくらいいいだろ」
ちゅっとつむじに彼は口付けを落としてきた。
炯さん、こんなに格好よくて、私をこれ以上……以下同文。
あとは炯さんのビールを買って、休憩所の空いた椅子を確保する。
「うーん、美味しい!」
レモン酎ハイは初めて居酒屋で飲んだものよりも美味しい気がするが、なんでだろう?
「そりゃよかった」
笑いながら炯さんもビールを飲んでいる。
食べ物はふたりでシェアして食べた。
といっても私は、半分も食べられなかったけれど。
「次はなにをするんだ?」