私にワルイコトを教えたのは政略結婚の旦那様でした
「凛音」

そっと私の頬を撫で、炯さんがキスしてくれる。

「赤ちゃん、できてたらいいな」

「そうですね」

微笑む彼に自然と私も笑顔になっていた。
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