【短】made by……




 リミは「知りません」と言いながら、わざとらしく掃除を再開する。


 危ない。案外自分は流されやすい部分があるらしい。

 先に進むのは、もう少し年上としての余裕を身に付けてからにしなければ。



 そう決意しながら、またこっそり充希の顔を見る。

 彼はそんな決意すらも見透かしているかのような、優しい笑みをリミに向けていた。




-fin-
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