障害があっても愛して
次の日も、また次の日もだるさは消えず、無理やり登校していた


「明日奈、大丈夫か?きついとき、すぐに言えよ?」


ああ、二人に心配かけてるんだ


「今日は、大丈夫!休んだら、よくなったし!」


私は、初めて二人に嘘をついた


渚は、何も言わない


ただ、私の目をじっと見ていた
< 45 / 63 >

この作品をシェア

pagetop