障害があっても愛して
「どうして、あんなことした」


海人は怒っていた


「明日奈。腕切るの辞めたんじゃねえの?薬も量を守るって約束したじゃねえか」


「わかってる・・・だけど、渚。止まらないの。止めれないの。手が勝手にどんどん薬を飲ませてて、気づいたら腕を切ってい
た」


【助けて】その一言が言えたら、どれだけ楽だろうか
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