クリスマスのあの日私はあなたに出会えて良かった

「絵理奈ちゃん？」

なんか聞いたことある声で呼ばれたので振り返ってみるとそこには海斗くんが立っていた。

「やっぱり絵理奈ちゃんだ！」

なんて言いながらこっち向いて走って来た。

「海斗くんこんにちは。」

「こんにちは。覚えてくれてたんですね！」

「うん。」

「絵理奈ちゃんは買い物ですか？」

「そうだよ。海斗くんは？」

「俺は一希におつかい頼まれちゃって。」

（おつかい？どうゆうことだろう。）

「そうなんだね。」

「今からバイトですよね？」

「そうだよ。」

「じゃ、俺バイト先まで送りますよ！」

「大丈夫だよ？まだ買い物とかあるでしょ？１人で行けるよ？」

「いや、俺も今から帰るところだったんで大丈夫ですよ！それに、俺絵理奈ちゃんにまだまだ聞きたいこととかいっぱいあるし！」

（聞きたいこと？う〜んまぁいっか！）

「じゃお願いしようかな。」

「やった！」

そう言って海斗くんと一緒にショッピングモールを出た。