クリスマスのあの日私はあなたに出会えて良かった
「お疲れ様です。」

「あ!絵理奈さん!お疲れ様です!」

一希くんは私に気づくなり、私にそう言い、キラッキラの笑顔で迎えてくれた。

私は一希くんの笑顔にまたドキっとした。

「一希くんお疲れ様。」

「絵理奈さんここまで海斗と来ましたよね?」

「あ、見えてたんだ。」

「なんで海斗と来たんですか?」

「ここに来る前にショッピングモールに行って来たんだけど、そこでたまたま海斗くんに会って、ここまで送るって言ってくれたからお言葉に甘えたんだ。」

「そうだったんですね。」

「そうだよぉ〜」

「よかった...」

「ん?なんか言った?」

「いえ、なにも言ってないです。」

一希くんが言った言葉は私には聞こえてなかった。

「今日も一緒に帰りましょうね?」

「うん。」

こうして私たちの一日は過ぎていった。




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