クリスマスのあの日私はあなたに出会えて良かった
「今一希の家に行ってきたんだ。そしたら売りに出てたんだ...」

「...」

「その後一希に連絡したら実家に戻ったって、お母さんに呼び戻されたらしい。」

「そうなんだ...一希から伝言預かってる。」

「一希くんから?」

「そう。でも、俺が読むより自分で読んだ方が良いでしょ?一希ってば!俺とは電話で話してたのにわざわざメールで文章送って来たんだよ?」

「ッ...!」

「読んであげて?」

そう言って私のスマホにメールを送って来た。
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